プログラム


日本医療メディエーター協会(JAHM)設立記念シンポジウム

医療者による院内メディエーションは、医療機能評価機構をはじめ早稲田大学、各種病院団体などで研修が活発に行われ、医療の現場に急速に普及してきています。普及するにつれ、院内医療メディエーターの専門技法や倫理性に関し、その質を保証する仕組みが必要となってきています。そこで、医療メディエーターの資格認証により、質の保証および専門性の向上を図るために、日本医療メディエーター協会が設立される運びとなりました。舛添厚生労働大臣も医療メディエーター制度推進の意向を示しており、現在、意見交換しながら、よりよい制度のあり方を模索しています。この流れを受けて、3月20日に日本医療メディエーター協会設立記念シンポジウムを開催することになりました。是非、ご参集いただければ幸いです。    日本医療メディエーター協会設立準備会代表 和田仁孝

シンポジウム:医療メディエーターの実践と課題
日時:2008年3月20日  場所:早稲田大学小野記念講堂

13:00~13:15  理事長挨拶 高久史麿 日本医療メディエーター協会設立に寄せて 
13:15~13:40  報告 和田仁孝 日本医療メディエーター協会設立の意義と課題
13:40~14:30 第一部:医療メディエーションの背景と教育
 座長  橋本廸生
 報告1 長谷川剛 なぜ医療メディエーションが必要性か?
 報告2 中西淑美 医療メディエーション教育の展開と導入
 報告3 遠矢雅史 医療機能評価機構におけるメディエーション研修の展開
14:30~14:40 休憩
14:40~16:00 第二部:医療メディエーション導入の取り組み
 座長  安藤哲朗
 報告1 西銘圭蔵 沖縄県における導入と成果
 報告2 小牟田清 大阪警察病院におけるメディエーター養成
 報告3 花井恵子 北里大学における導入の試み
 報告4 河上章恵 武蔵野赤十字病院における導入の試み
 報告5 渡邊両治 全社連におけるメディエーター導入の試み
16:00~17:10 第三部:活躍する医療メディエーター
 座長  志摩久美子
 報告1 池原和子 富山市民病院での実践
 報告2 水摩明美 市立豊中病院での実践
 報告3 遠田光子 宇都宮社会保険病院での実践
 報告4 遊道桂子 尼崎医療生協病院での実践
 報告5 林里都子 福井総合病院での実践 
17:10~17:30  事務局報告