JAHM第3回年次シンポジウム
産科・小児科医療とメディエーション

日時: 2010年3月7日 13時~17時
場所: 早稲田大学小野記念講堂

 医療メディエーターは、これまで病院内で患者と医療者の対話を促進し、つないでいく役割として急速に普及してきました。しかし、患者と医療者の対話を紡ぐことの大切さは、地域の診療所やクリニックでも変わるところはありません。とりわけ地域の産科・小児科は、医療機関であると同時に、地域の親が集まる場でもあります。昨年より、産科クリニックのスタッフとお母さん達が、ともにメディエーションを学び生かしていく動きが出てきています。地域のクリニックを舞台としたメディエーションの可能性を考えるため、こうした活動にかかわっている医療者、市民のお話を伺い連携の方向を模索していきます。

プログラム

13;00 開会挨拶

13:10 福田衣里子(残念ながら日程のご都合がつきませんでした)
      メッセージ「患者と医療者が手をつなぐために」
      当日は、メッセージの紹介とともに、産科小児科メディエーション
      協議会について、お話しいたします。

13:30 橋井康二(ハシイ産婦人科)
      演題 「産科・小児科クリニックとメディエーション」  

14:00 平田貴美子(「知ろう!小児医療、守ろう!こども達」の会)
      演題 「市民・患者と医療者のより良い関係をめざして」
          ~母親の立場から感じるメディエーションの必要性~

14:30 関根友実(医療を支える関西オカンの会・・・時々、オトン)
      演題 「患者の視点から見たメディエーション」(仮)

15:00 楠木重範(国立病院機構大阪医療センター医師/NPO法人チャイルドケモハウス理事長)
      演題「小児がん医療とメディエーション」

15:30 休憩

15:45 パネル・ディスカッション
      司会 中西淑美
      パネリスト 橋井康二、平田貴美子、阿真京子、関根友実、楠木重範

17:15 総括コメント 和田仁孝

17:30 閉会 

道順:地下鉄東西線3b出口を地上に出たら右へ。
   50m で小さな信号。そこを右へ。道なりに
   進み、大隈講堂(時計台・下図21)の手前
   右手、緑色の屋根の4階建ての建物が27
   号館。その地下1階が小野記念講堂です。(下図27番)