国際連携活動
医療メディエーションについては、現在、海外でもわが国と同様の動きが見られます。イギリスでは、1970年代から、NHSの病院スタッフとして患者さんからの申し立てに向き合うコンプレイント・マネジャーが配置され、近年、メディエーション技法を導入する動きが出てきています。アメリカでも、医療事故紛争処理改革での提言や個別病院の試みのなかで、医療メディエーターにあたる人材を備える動きがあります。
そこで、日本医療メディエーター協会は、これら海外で同様の試みをしている組織・機関・個人と連携し、医療メディエーションに関する意見交換のための国際研究ネットワークを構築すべく協議を行っています。主な、連携協議先は下記のとおりです。
<イギリス>
・Imperial College Healthcare NHS Trust
・Chelsea snd Westminster NHS Foundation Trust
・Total Conflict Management
<アメリカ>
・Johns Hopkins Hospital
・Columbia Law School: Professor Carol Liebman
国際連携講演会
第1回国際連携講演会 日時 2008.6.4.
演 題 「アメリカにおける医療メディエーションの展開」
演 者 Carol Liebman コロンビア大学ロー・スクール教授
Carol Liebman:ペンシルバニア州医療事故責任制度改革のための調査研究責任者として、医療機関での初期対応へのメディエーション技法の導入を提言。コロンビア大学ロー・スクールでメディエーションを教育するほか、医療者のトレーニング・パートナーとともに、医療者向けの医療メディエーション研修を行っている。近年は、終末期の意志決定場面でのメディエーションの適用を推進、研修を行っている。著書に、Bioethics Mediationなど。